人生は壮大なネタ作り

日頃考えていることを文章にしています。ごく稀に更新します。

篤姫と思い出

思い出を大切にするように育ってきてしまったような気がします。先日も最後の文化祭ということで大学の周りをなんとなく写真取ってました。この光景ももう見ることないんだなって。

 

篤姫という大河ドラマがありました。ぼくが小学5年生のときです。初めて見た大河ドラマで本当にハマりました。第一話を母親が見ていたのを食い入るように見始めたのが今から思えば僕の人生の始まりだったのかもしれません。

 

篤姫はその人生の中で時代に振り回されながら場所場所で「家族」を作り、その中で自分の思い出を築いていくという描き方がされました。都度都度いままでそこで起こったことを振り返り、鑑賞に浸るシーンがあったんですが、あれが本当に好きであれのマネをするようになったのが始まりだったような気がします。

 

この間とある人に、大学生活残り思い出をたくさん作りたいなあ、と言ったらやめなさい、と冗談混じりに言われましたが、たしかに現代に置いてこれほど過去が好きな人間もいないかもしれません。しかし、インターネットのおかげで、小学校以来喋った記憶もないような人の動向もインスタでわかるような時代になりました。思い出と、その証である昔の友人の動向を見たい僕としてはありがたい時代です。最もこういうのがないほうがいい意味だけでの思い出としてしまって置けるのかもしれませんが。