人生は壮大なネタ作り

日頃考えていることを文章にしています。ごく稀に更新します。

自由論

 就職活動のとき、僕も他の学生と同じように「自己分析」をしました。あなたはどういう人間で、なにをしたくて、そのためにどういう仕事に就きたいのか。問われました。その時の自分なりには考えて就職活動を乗り切りましたが、もやもやしたものが残りました。

 

 あれから色々考えました。なんで僕は今の職業についたんだろう、なんで僕は今まで勉強してきたんだろう、なんで今まで…

 

 一つ気がついたのは、「文句を言われたくない」という強い欲求だったのではないかと思います。好き勝手にさせてほしい。自由になりたい。

 

 小さいころから社会の同調圧力を感じていたのかもしれません。それはそうです。みんなそうでしょう。

 

 自分の思想にもそれが現れました。僕はおそらく世の中の中でかなりリベラルなたぐいの人間です。心の奥底で世の中どんどん変化していけばいいと思っているし、変えていきたい。もちろん理性で考えれば少し落ち着いた方が良いこともあるんですけどね。

 

 安全保障・歴史観だけ保守的な考え方を持ってきました。これは自分の属する日本という国が他国にとやかく言われたくないという強い思いだったんではないでしょうか。なんかこの国はサンドバッグにされてるような気がしました。抵抗しないから。それが嫌だった。しかも自分の主張を世界で強く言わない。

 

 こんな感じで自分もしくはその属する集団が好き勝手できないことが本当に嫌いでした。

 

 法哲学を学んだのもそれが理由だったんだろうと思います。自分を拘束している法制度を正当化させる価値観とはなんなのか学んでみたかったのです。

 

 役所に入ったのもそこが大きかったような気がします。法に縛られるだけよりは法を作る側になりたい。

 

 ワンピースが好きなのもそう、ワンピのキャラみんな自由。特に昔からガープ大好きです。

 

 ようやく今になって自己分析、できましたね。自分の生きる道が見えたような気がします。じゃ、もっかいJ.S.ミル読もっか笑