人生は壮大なネタ作り

日頃考えていることを文章にしています。ごく稀に更新します。

 みなさん、夢って持つべきだと思いますか?僕は、わかりません。ただ、世の中のお多くの人は持ったほうがいいと思っているんじゃないでしょうか。僕はそういった世の中の雰囲気に対して全肯定できません。

 

 僕自身、中学生の頃から憧れていた職業につく夢を持っていて、数ヶ月前、晴れてその切符を手に入れました。すこしは一生懸命やった甲斐があったと思います。

 

 ただ、そのおかげで、いままで、他の進路とかやりたいことがそんなに見えてきませんでした。探してたつもりではあったけれど。一つ目指す先が明確になってしまうと、それを達成することが義務的に感じられるようになります。

 

 もちろん、義務的に感じられるようになることで一生懸命やることにはなります。ただ、なんとなくそれ以外のことが(たとえ本気でやっていても)些事のように思えてしまう。

 

 「好きなことだけやって生きよう」

 

 世の中の「意識高い人」たちは盛んに連呼しています。僕もこれ概ね賛成です。正確に言えば、①「やりたいこと」と②「やりたいことのために必要なこと」だけやって生きようということです。 

 

 その意味では僕が中学生の頃から夢を追いかけてきたのは②なのかもしれません。だけど、少し長すぎた。10代という貴重な時間、他の使い方はなかったのか。

 

 幸いにもここまで生き残れたのでいいですが、10代途中で死んでしまうこともありえないわけではありません。万が一そうなったら自分の人生なんだったのか、今まで何度も考えました。

 

 もし、生まれ変わるとするなら、目の前の熱中できることに何でも手を出してたくさん色んなことをやりたい、その中で場当たり的な本気の積み重ねで生きてみたい、その意味では学校の部活動もずっと同じものをやり続けなくていいのかもしれなかったです。

 

 そんなことをかんがえながら、ではまた。